南部ふるさと塾とは

南部藩発祥の地と云われる南部町は奥州南部氏の入部にはじまり、南北朝時代・室町時代を経て戦国時代に至るまで北東北の中心地でありました。町内には現在に至るまで南部氏に関わる城館跡や菩提所が数多く残っており、南部藩中興の祖とよばれる26代南部信直公の墓所も立地しています。南部ふるさと塾では、この歴史的な魅力あふれる地域性を活かし、南部地方の歴史に関連する各分野の研究者を講師として招き、町内外を問わず広く、郷土の歴史・伝統・文化を学習する場を提供することを目的としています。

ふるさと塾

 

 

 

 

 

 

 

プログラム

  令和5年度のテーマは『南部氏一族の興亡と北東北戦国史』と題し、奥州南部氏の成立から戦国大名化まで、蝦夷ヶ島から北東北諸勢力との対立やつながりを含め、全6回のシリーズで文献史学や考古学、建築史学など様々な角度から検証し、中世南部氏の謎に迫ります。

令和5年度南部ふるさと塾ポスター.pdf [543KB pdfファイル] 

回次 日時 講師・演題
第1回

令和5年10月21日(土)

13:30~15:00

講師:竹井英文氏(東北学院大学教授)

演題:東北の中世城館と動物

第2回

令和5年11月4日(土)

13:30~15:00

講師:布施和洋

(南部町教育委員会社会教育課史跡対策室総括主査)

演題:三戸南部氏の中心居館 聖寿寺館の謎を探る

第3回

令和5年12月16日(土)

13:30~15:00

講師:塚田直哉氏(北海道上ノ国町教育委員会学芸員)

演題:蝦夷ヶ島の中世城館と北方世界

第4回

令和6年1月20日(土)

13:30~15:30

講師:若松啓文氏(東北史学会員)

演題:三戸南部氏と八戸南部氏『二つの南部』の成立

第5回

令和6年2月3日(土)

13:30~15:00

講師:中村隼人(八戸市博物館史跡根城整備専門員・

               八戸工業大学非常勤講師)

演題:三戸南部家の野心 聖寿寺館の御殿空間に関する試論

第6回

令和6年3月2日(土)

13:30~15:30

講師:齊藤利男氏(弘前大学名誉教授)

演題:『大浦為信』登場、その歴史の真相を探る

  -扇殿(為信)は18歳まで「引きこもり」だったのかー

会場:南部町立町民ホール「楽楽ホール」 町民ホールアクセスQRコード

申込不要・参加料100円(南部町民無料)※釣銭のないようご準備をお願いします。

 

 

※新型コロナウィルス感染症の状況により日程・内容は変更または中止となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。 最新情報はHPをご確認ください。