南部町長 工藤祐直

 明けましておめでとうございます。
 令和元年9月から工事を進めてまいりました役場新庁舎が完成し、昨年8月から業務を開始しております。これまでご理解とご協力をいただいた町民の皆さまに感謝を申し上げるとともに、庁舎の集約により効率化が図られた部分を、行政サービスのさらなる向上に繋げてまいりたいと考えております。
 また、昨年は新型コロナウイルスの感染が全世界で爆発的に広がりました。青森県内でも、感染者の増加とともに飲食業を中心に地域経済に深刻な影響が出るなど、災害級の非常事態となりました。
 その状況のなか、最前線で感染症対策にあたってくださった医療・介護関係者、ワクチン接種従事者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
 町内における新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、2回目接種を完了した方々が9割を超え、12月からは医療従事者の方々を対象とした3回目の追加接種を開始しております。今後も順次、追加接種を実施してまいりますので、円滑な接種にご協力をお願いいたします。
 新型コロナウイルスに対する町独自の経済対策として、令和2年度に引き続き、「事業者持続化支援金」や「商工業者感染症対策備品購入等補助金」「農畜産業先行型持続化給付金」「大学生等を持つ親等への支援金」「ふるさと南部からのエール便」「抗原検査費用補助」「国民健康保険税の減額」を実施したことに加え、3万セットが3日で完売となった「特別プレミアム商品券」発行のほか、米価下落に対応し、米農家の方々を支援する「米価下落緊急対策支援金」、灯油高のなか勉強に励む受験生を応援する支援金など、「今困っている人を、今すぐ支援する」取り組みを継続してまいりました。今後も、新型コロナウイルス対策はもちろんのこと、社会情勢や環境の変化に目を配り、町民の皆さまへ安全・安心をお届けし、住んで良かったと思える南部町を皆さまとともに創ってまいる所存であります。
 人口減少対策では、子育て用品の購入を支援する「南部町子育て用品助成券(ぴよすくーぽん)」や小・中学校の給食費無料、高校生まで医療費無料、高校生から大学生を対象とした町独自の奨学金を継続して行いました。
 基幹産業である農業を中心に若者の活躍の場を創造し、産業振興を図ってきた成果は、新規就農者数62人、新規開業事業者数25事業所と着実に表れております。
 ジュノハートの初競りにおいては、1箱20粒入りで20万円の最高値を記録しました。高い品質を目指し生産に取り組む農家の皆さまへ敬意を表するとともに、今年もジュノハートやゼネラル・レクラーク、南部達者米、南部太ネギの主産地として、ブランド力のさらなる向上に取り組んでまいります。
 様々な施策を展開するなか、私たちの南部町は昨年の「街の住みここちランキング」で県内第9位(町村で第4位)を獲得することができました。特別宅地分譲「チェリータウン桜場」の販売が順調に推移したことも、これまでに取り組んできた「子育てにやさしいまち 南部町」が認知されてきたものと嬉しく思っております。
 結びに、コロナ禍が終息に向かい、健やかな一年となるようご祈念申し上げますとともに、常にキャッチボール対話で、町民の皆さまと共にさらに前進する南部町を築いていくことを決意し、年頭のごあいさつといたします。