◆ぼたんについて

◎キンポウゲ科 しゃくやく属

◎中国原産。日本へは奈良時代に渡来してきたといわれています(弘法大師が持ち帰ったとの説もあります)。

 中国では花王と称され、新年を祝う花として中国の上流階級ではとりわけ珍重されました。

 観賞用・薬用として古くから栽培されています。根皮は生薬の牡丹皮で、頭痛・腰痛・婦人病などの治療にも用いられています。

◎中国語の発音は「モウタン」で、分類上の名称に使われる場合もあります。

島錦(しまにしき/しぼり系)

【読み方】しまにしき

【 色 】しぼり系

【特 徴】重なり合った花びらが陽を浴び、より鮮やかに輝きます。花弁の赤、核をなす黄、それを支える葉の緑が見事に調和しています。

 

 花大臣(はなだいじん/紫色系)

【読み方】はなだいじん

【 色 】紫色系

【特 徴】ピンク色のぼたんを代表する品種です。春の霞を彷彿させる、やさしく、やわらかな印象が特徴です。

 

玉芙蓉(たまふよう/赤紫系)

【読み方】たまふよう

【 色 】赤紫系

【特 徴】大小の花弁がめしべとおしべを抱え込むように咲くのが特徴で、その容姿の美しさが目を惹きます。

 

 

ハイヌーン(はいぬーん/黄色系)

【読み方】はいぬーん

【 色 】黄色系

【特 徴】可憐な黄色の花びらが女性に人気です。遅咲きの花として知られ、この花の散りゆく姿とともに、当園もみなさんをお見送りする時期を迎えます。

 

 太陽(たいよう/赤色系)

【読み方】たいよう

【 色 】赤色系

【特 徴】重なり合った花びらが陽を浴び、より鮮やかに輝きます。花弁の赤、核をなす黄、それを支える葉の緑が見事に調和しています。

 

花競(はなきそい/赤紫系)

【読み方】はなきそい

【 色 】赤紫系

【特 徴】ピンク色のぼたんを代表する品種です。春の霞を彷彿させる、やさしく、やわらかな印象が特徴です。

 

 

連鶴(れんかく/白色系)

【読み方】れんかく

【 色 】白色系

【特 徴】花弁が長すぎず、茎と葉の均整がとれているので、身近におき、心ゆくまで観賞を楽しむことができます。

 

扶桑司(ふそうつかさ/白色系)

【読み方】ふそうつかさ

【 色 】白色系

【特 徴】幾重にも花びらを寄せた万重咲きの花弁は、おしべとめしべをも包み込むほどです。