南部町営地方卸売市場
町で市場を開設し、町が卸売業者(経営者)となり管理運営している市場は、全国的に見ても類を見ない唯一の特異な市場です。
場内に15店舗ある仲卸売り場では、新鮮さ、品数の多さ、値段の安さなどに魅せられて、県内はもとより、近県からも、車で買い出しに訪れる人でにぎわい、一日中活気立ちます。
所在地 |
〒039-0103 青森県三戸郡南部町大字大向字中居構 1-11 |
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電話番号 | 0179-22-0011 |
FAX番号 | 0179-22-1517 |
公式サイト |
南部町営地方卸売市場 |
休場日 | 日曜日、祝祭日、年末年始、その他指定休場日 |
駐車場 | 50台 |
アクセス |
南部町役場から約13.9km、車で約21分 |
沿革
南部町営地方卸売市場の歴史は古く、前身は「三戸青果市場」で、時は大正14年までさかのぼります。
東北本線(現在の青い森鉄道線)三戸駅の近くの広場に、近郊の農家が季節の野菜や果物を持ち寄って、ふれ売りや行商の人たちに売りさばいたことに始まりました。
昭和初期には、不況対策としての機能も果たし、その後、戦争のために中断した時期はありましたが、昭和24年に再開。終戦後の混乱時期は、売りたい人や買いたい人が増え、集散機能が膨らみ、町では国鉄から土地を借りて行政サービスの一つとして上屋を建設したほどと言います。
その後、年々増加する上場品に対応し、市場機能が充分発揮できるように、昭和41年に現在地に移転・新築。これと同時に相対売りからセリ売り市場となり、昭和50年には、青森県知事より地方卸売市場として開設許可を受け、本格的な営業が始まりました。
昭和57年には、近代的なコンピューターによる精算・統計事務が始まり、平成3年には現在の新しい売場が整備、拡張されました。そして今や、売上額が40億円を取り扱う青果市場に成長し、名実ともに南部地方の一大流通拠点として飛躍し、地域経済発展の一助となっています。
市場の様子
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