平成29年5月26日に開かれた町議会議員全員協議会において、工藤町長は統合庁舎建設用地検討委員会から適地として答申されていた「健康センター周辺」と「中央公民館周辺」の2箇所の候補地の中から、建設地を下記のとおりとする方針を表明しました。

 建設地

 名川地区 中央公民館周辺

 選定理由

 建設地は、町有地を活用できることに加え、築38年が経過し、老朽化している施設の建て替えの財源に、町の実質的な財政負担を3割程度に抑える合併特例債や過疎対策事業債を活用して統合庁舎と一体的に整備できることや2箇所の建設費用の試算比較において経費負担が少ないこと、防災拠点としての安全性が高いことなどを選定理由としました。

庁舎機能

 現在の本庁舎や南部分庁舎、中央公民館に分散している役場の各課は、統合庁舎に集約されることになりますが、各地区の窓口機能は統合した後もこれまで同様に維持されます。
 なお、統合庁舎建設においては、公民館機能を併設した複合施設の検討も行う予定です。

事業計画

 統合庁舎の建設については平成32年度までの完成を目指し、今年度策定する基本計画において、庁舎及び公民館の機能、施設の規模や整備方針、基本理念を定めることになりますが、建設地が国道から離れて周辺の道路も狭いという立地条件の課題もあるため、今後は連絡道路の整備についても検討します。