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第4期南部町地域福祉計画
少子高齢化や核家族化の進展、地域住民相互のつながりの希薄化など、地域や家族を取りまく環境が大きく変化する中で、地域では住民相互の支え合いや助け合い、自立した生活を支援する福祉サービスや地域ぐるみの福祉活動などによって、誰もが安心して暮らせる福祉コミュニティをつくることが求められています。
地域福祉計画は、住民に最も身近な行政主体である市町村が、地域福祉の考え方を推進するために、住民・民間団体などと連携・協働し、福祉サービスや地域の福祉活動などの支援体制を総合的かつ計画的に整備するとともに、地域における今後の福祉コミュニティづくりの方針、方向性を示す計画で、この度、令和6年度から令和10年度までの5年間を計画期間とする「第4期南部町地域福祉計画」を策定しました。
計画の位置づけ
1 法律上の位置づけ
本計画は、社会福祉法第107条に規定する市町村地域福祉計画として位置づけられます。
また、本計画は、成年後見制度の利用の促進に関する法律第14条第1項の規定に基づく「成年後見制度利用促進基本計画」及び再犯の防止等の推進に関する法律第8条第1項の規定に基づく「地方再犯防止推進計画」を包含するものです。
2 分野別計画との関係
本計画は、南部町総合振興計画を上位計画とし、福祉分野を統括する計画として福祉政策の方針を示すとともに、「健康増進計画」「子ども・子育て支援事業計画」「介護保険事業計画・高齢者福祉計画」「障がい者計画」「障がい福祉計画・障がい児福祉計画」など、各個別計画に基づく施策が地域においてより効果的に展開されるよう、計画横断的な推進施策を明らかにする計画です。
さらに、南部町社会福祉協議会が策定する「南部町地域福祉活動計画」と地域福祉の推進という理念を共有するとともに、様々な施策や事業を進めるうえで、互いに連携をとりながら地域福祉を推進していきます。
基本理念
みんなで支え合い 誰もがすこやかに 安心して暮らせるまち
基本目標
1 支え合う地域づくり
2 やさしい地域づくり
3 安心して暮らせる地域づくり
4 自立と生きがいづくり
5 充実した地域福祉の基盤づくり