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斑点米カメムシ類の防除管理の徹底についてお知らせします
斑点米カメムシ類による被害とは
県内の主な斑点米カメムシ類は、アカヒゲホソミドリカスミカメとアカスジカスミカメの2種類です。
斑点米カメムシ類は、イネ科植物などの種子を好むため、普段は畦畔や雑草地に生息し、イネが出穂すると水田に侵入します。
斑点米カメムシ類により加害された玄米は斑点米(着色粒)となり、この斑点米が1,000粒中に2粒含まれると2等米に落等してしまいます。
高温では増殖が活発となるため、近年は特に注意が必要です。
基本防除のポイントについて
1 田植え後の畦畔や周囲の雑草地の草刈りを行うとともに、水田内の雑草(ノビエ、ホタルイ、シズイ)を防除して、斑点米カメムシ類の発生量を抑えましょう。
2 出穂前の草刈りと出穂後の適期薬剤散布を徹底し、斑点米カメムシ類の被害を防ぎましょう。