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臨時農業生産情報「ツキノワグマ被害防止対策」について
ツキノワグマ被害防止対策
令和7年11月7日、青森県「農林水産力」強化本部より、ツキノワグマ被害防止対策に係る、臨時農業生産情報が発信されました。
臨時農業生産情報(ツキノワグマ被害防止対策)<外部リンク>
県内各地では、ツキノワグマの出没が例年よりかなり多く、農作物被害のほか、農作業中の人身被害も発生しています。農作物の収穫が終わっても、農地をエサ場と認識させないように注意するとともに、これまでの常識にとらわれず可能な限りの対策を徹底し、被害の未然防止に努めましょう。
1 農地での作業を行う際の注意
・1人での作業を避け、ラジオやクマよけスプレーを携帯するなど、人身被害の防止に努めましょう。
・周辺の出没情報に留意し、クマの行動が活発になる早朝、夕方の作業時には特に周囲に気をつけましょう。
・クマの痕跡や農作物被害を見つけた場合には、町に報告しましょう。
2 クマ出没時の対応
・クマに背を向けずに、落ち着いてゆっくりとその場から離れ、命を守る行動をとりましょう。
・クマを驚かさないよう、大声を出したり、走って逃げることは避けましょう。
3 収穫後から冬にかけての注意(誘引物の管理等)
・収穫後の野菜や果実等の収穫残さは、クマを引き寄せる原因となるため、農地に放置せず、適切に処理しましょう。
・クマは、収納庫に入り込むこともあるため、収納庫はきちんと施錠するなど管理を徹底しましょう。
・草刈機などに使われるガソリンなどの揮発性物質は、クマの誘引物となるため、保管場所などに注意しましょう。
・農地周辺の藪を刈り払って見通しを良くすることで、クマの隠れ場所を無くし、クマが農地に近づきにくい環境を整えましょう。
4 冬から春先にかけての注意
・クマは通常 11 月下旬から4月頃にかけて冬眠しますが、冬眠期に出没する個体も見られていることから、農作業を行う際の注意点を守り、誘引物の管理を徹底しましょう。
・県ホームページ「クマの出没に注意してください」にて、対策方法や出没状況を確認しましょう。
クマの出没に注意してください!<外部リンク>


