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樹園地の病害虫発生防止についてご案内します!
果樹の放任園を無くし、りんご黒星病などの病害虫の発生・まん延防止、農地の荒廃防止に努めましょう!!
黒星病とは
- 糸状菌というカビの仲間です。降雨や低温が続くことで感染します。
- 越冬して翌年再感染するなど、生命力が強く注意が必要です。
発生要因
- 効果的だった農薬が効きにくい耐性菌の発生
- 農業者の高齢化、後継者不足による放任園及び管理粗放による病害虫の増加
予防対策
- 発病した葉や果実は摘み取り、焼却や埋め立てるなど適正に処分しましょう。
焼却する場合は、火災と間違われないよう最寄りの消防署にて所定の手続きを行ってください。 - 減・無農薬、自然栽培の園地は、病害虫の発生リスクが高いと考えられますので、周囲に迷惑を掛けないよう、しっかりと管理しましょう。
病害虫が発生した園地は、周辺の園地に病原菌をまき散らす原因となることから、早めの対応を心がけましょう。
その他
既に農業をリタイヤされた方やリタイヤをお考えの方は、その樹園地の整理が補助事業の対象となる場合がございますので、農林課までご相談ください。
ただし、現役で農業を営んでいる場合は、「ご自身の農地保全管理」となりますので、自力での対応をお願いします。
また、売買や譲渡を目的とした補助事業の実施は出来ませんので、予めご了承願います。
※補助事業により放任園対策事業を実施した場合は、農地中間管理機構へその農地を登録してもらうことが条件となります。