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新庁舎建設工事進捗状況
工事の進捗状況を随時掲載します。
令和3年1月、2月、3月
令和2年1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
令和1年12月
令和3年3月
建物外観(全景)
1階 土間空間
1階 多機能ホール
2階 待合ホール
3階 ロビー
3階 議会事務局
3階 議場
令和1年9月から着工した新庁舎建設工事が令和3年3月に無事完了し、建物が完成しました。
工事期間中は周辺にお住まいの方をはじめ、通行される皆様には、大変ご不便とご迷惑をお掛けしました。新庁舎の完成を無事迎えることができましたのは、町民の皆様のご理解とご協力のおかげであり、心より感謝申し上げます。
現在は建物周辺の外構工事(歩道や車道等をつくる工事)を行っており、もうしばらく工事や規制が続きます。車両の出入り等、交通安全には十分注意して工事を進めてまいりますので、引続き、本事業へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※上記写真の撮影箇所はこちら[PDFファイル/1.21MB]
令和3年2月
工事の状況(全景)
1階 土間空間 フローリング敷設
西側階段 誘導ブロック設置
1階 執務室 床下配線取出し
2階 執務室 吊りサイン設置
1階 バス待合室 サイン取付け
2階 廊下 サイン取付け
新庁舎建設工事もいよいよ大詰めとなりました。
建物外部では外構工事においてプロムナード(建物への屋根付き通路)工事が行われています。
内装工事は終盤を迎え、1階の土間空間の床にフローリング、階段に誘導(点字)ブロックの設置が行われています。1階の執務室の床にはタイルカーペットが貼られ、床下に配線した電源やLANケーブルの取り出し作業が進むほか、2階執務室にカウンターが設置されました。
カウンター上部には各課を表示する吊りサイン、相談室や会議室、廊下の壁面などに室名サインが取付けられました。
残りの工期は設備の調整と清掃作業行い、各種検査を受けて竣工を目指します。
※上記写真の撮影箇所はこちら[PDFファイル/1.26MB]
令和3年1月
工事の状況(全景)
1階 執務室 床下空調ダクト取付け
2階 待合 天井ルーバー取付け
2階 庁議室 OAフロア敷設
3階 大会議室 クロス張り
3階 ロビー タイルカーペット敷設
3階 議場 天井照明調整
1階から屋上まで設置されていた外部足場が解体され、建物の外観が徐々に見えてきました。
庁舎棟内部では1階2階の執務室に床下空調ダクトを取付けています。執務室と待合ロビーは床吹出し空調と床輻射式空調を併用しており、エアコンの冷温風が床下の空調ダクトを経由して窓際や壁際の床吹出口から室内へ送風されるほか、床のパネル自体を冷やしたり温めたりして、部屋全体の温度を均一に保つ仕組みとなっています。
2階は執務室前の待合ロビー天井に木製ルーバーが取付けられ「木」の暖かみが感じられる新庁舎の特徴の一つとなっています。災害対策本部兼庁議室はOAフロアの敷設が完了しました。OAフロアは床下に空間を設けた二重構造の床のことで、床上に乱雑になりがちなパソコンや電話の配線などを床下空間に格納することができます。上記の写真に見える銀色のフロアパネルに床材を貼って仕上げとなります。
3階は天井と壁の仕上げがほぼ完了し、床のタイルカーペットを敷く作業を進めています。照明器具を取付けた議場などでは点灯テストと照度の調整が行われています。省エネルギー化を図るため全館LED照明を採用しています。
※上記写真の撮影箇所はこちら[PDFファイル/1.39MB]
令和2年12月
工事の状況(全景)
公民館棟屋上 太陽光パネル取付け
庁舎棟2階 屋上防水工事
庁舎棟ポーチ 軒天井下地張り
庁舎棟1階 防火・防煙スクリーン取付け
庁舎棟2階 天井仕上げ
庁舎棟3階議場 羽目板張り
再生可能エネルギーの活用と地球温暖化防止に向けた取組みとして、公民館棟の屋上に、畳1枚ほどの大きさの太陽光パネルを72枚設置しました。発電された電気は建物内で使用されます。
庁舎棟外部は屋上の防水工事、外壁のレンガ積み、ポーチ軒天井の下地張りが完了しました。
庁舎棟内部は1階待合ロビー付近の天井に、防火・防煙スクリーンが取付けられました。火災時は防火シャッターと同じように、天井からスクリーンが降下して炎と煙を遮断します。スクリーンはガラスクロス製でシャッターに比べて軽量で柔らかく、閉鎖時の圧迫感も少ないため、火災時のパニックを緩和します。
内装の仕上げは下地が完了した3階から、クロスや羽目板張りなどを進めており、議場内の壁は3階テラスの軒天井と同じ「アカマツ(南部アカマツ)」の木材を使用しています。
※上記写真の撮影箇所はこちら[PDFファイル/1.28MB]
令和2年11月
工事の状況(全景)
公民館棟 土間空間
庁舎棟 1階外部 レンガ積み
庁舎棟 1階外部 ポーチ柱耐火塗装
庁舎棟 2階 内部状況
庁舎棟 3階天井内 空調設備取付け
庁舎棟 3階テラス 天井羽目板張り
公民館棟は内装・外装工事ともに、ほぼ完了しました。今後は多機能ホールの床仕上げ、室名サインの取付け、太陽光発電設備などの設置を行います。
庁舎棟外部は外壁のレンガ積み、ポーチ柱の耐火塗装を進めています。耐火塗装は鉄骨の錆を防ぎ、美観を維持するとともに、火災時に熱を受けると、厚さ数ミリの塗膜が20から30倍に泡を出して膨張し、その断熱性により鉄骨を火災から守る役割があります。3階テラスでは、青森県南地域の主要樹種の一つである「アカマツ(南部アカマツ)」の木材を使用した、天井の羽目板張りが行われています。羽目板とは壁や天井に張るための板のことで、仕上がり面が平らになるように並べて張り合わせて使います。
庁舎棟内部は引続き、各階の壁下地(Lgs)取付けやボード貼りの他、昇降機を用いて空調設備の取付けが行われています。
※上記写真の撮影箇所はこちら[PDFファイル/1.02MB]
令和2年10月
工事の状況(全景)
公民館棟 多機能ホール 鋼製床下地組み
庁舎棟 屋上 シーリング
庁舎棟 ガラス取付け
庁舎棟 壁ボード貼り
公民館棟は多機能ホールの鋼製床の下地を組む作業を進めています。鋼製床は鋼製の部材とクッションゴムを使用するため、耐久・緩衝性に優れ、主に体育館の床下地に使用されています。各種イベントの開催など、多機能ホールに適した床下地となっています。下地を組んだ後は、フローリングを敷いて仕上げます。
庁舎棟外部は、屋上から外壁のレンガ積み、サッシと窓ガラスの取付けを進めています。サッシの外枠を取付けた後に窓ガラスを取付け、サッシと外壁の隙間にシーリングをします。
庁舎棟に使われる窓ガラスは、重いもので1枚134kgありますが、職人が専用の吸盤を使用してガラスを持ち上げ、機械ではなく全て人の手によって取付けを行っています。
庁舎棟内部は、各階床の生コン打設が完了し、壁の下地(Lgs)の取付けと、Lgsに石膏ボードを貼り付ける作業を進めています。いずれの作業も熟練の職人が正確な施工をしています。
※シーリングは防水性のある材料を外壁とサッシの隙間に充填し、雨水等の進入を防ぐことを目的に施工します。材料は伸縮性があるため、熱で伸びたり地震で動いたりしても追従する性質があります。
※上記写真の撮影箇所はこちら[PDFファイル/1.63MB]
令和2年9月
工事の状況(全景)
公民館棟 杉板張り
公民館棟 レンガ調タイル張り
庁舎棟 コンクリート打設
庁舎棟 押出成形セメント板 取付け
公民館棟は内部の仕上げが行われています。廊下の天井に杉板、廊下の壁面にレンガ調タイルの張り付けが行われ、完成が見えてきました。
庁舎棟は各階床のコンクリート打設や、外壁となる押出成形セメント板の取付けを行っています。押出成形セメント板は主に鉄骨建築物の外壁や間仕切り壁に用いる材料で、耐火・耐震・遮音性に優れています。材料は中空形状(中が空洞)で、薄手で軽量のため施工が容易であることも特徴のひとつです。今後は窓枠等の建具の取付けのほか、屋上の防水工事を行います。
令和2年8月
工事の状況(全景)
公民館棟 屋上 レンガ積み・防水処理
公民館棟 多機能ホール ボード貼り
庁舎棟 鉄骨ボルト本締め
庁舎棟 2階 床配筋作業
公民館棟の外部は、外壁のレンガ積みが完了し、屋上の防水処理を行っています。内部では、天井や壁の下地となるLgsの組み立てや、ボードの貼付けが行われています。
庁舎棟は柱や梁を組み上げる鉄骨の建て方(組立て)が完了しました。現在は2階の床を作るため、下地となるデッキプレートを敷き詰め、その上に鉄筋を組む作業が行われています。作業完了後はコンクリートを打設(流し込み)し、鉄筋コンクリートの床が完成します。
※Lgs(Light Gauge Steal)…厚さ6mm以下の鋼材のことで、建物の壁や天井の下地材として使用されます。
令和2年7月
工事の状況(全景)
鉄骨建て方
レンガ積み
空調設備 取り付け
カーテンボックス 取り付け
公民館棟は内壁の下地や空調ダクト、南部アカマツでできたカーテンボックスを取り付けるなど、内部の形が見えてきました。
外部では屋上の防水処理や壁面のレンガ積みを進めています。レンガの数は庁舎棟も含めると約53,000個あり、厚みのある本物のレンガを職人が一つひとつ手作業で積み上げていきます。
庁舎棟は鉄骨の建て方(組み立て)を行っています。鉄骨に錆が見られますが、鉄骨は耐火性能を上げるために、この後の作業で吹き付ける「耐火被覆材」が付着しやすくなるよう、あえて表面を錆させています。被覆後、鉄は空気に触れないため、錆が進行することはなく、耐力に問題はありません。また、鉄骨の継手は高力ボルト(こうりきボルト)と呼ばれる、高強度のボルトにより接合部を締め付け、錆による部材表面の粗さを利用し、摩擦抵抗を上げて接合します。
令和2年6月
工事の状況(全景)
コンクリート打設
埋め戻し作業
鉄骨建て方
庇取り付け
庁舎棟は基礎のコンクリート打設(流し込み)、型枠の解体、掘削したところの土の埋め戻し作業を行っています。
公民館棟は鉄骨建て方(組み立て)とPC部材の庇(ひさし)の取り付けが完了しました。あらかじめ工場で製作された鉄骨を建設現場へ搬入し、組み立て、ボルトの本締めなどを行います。また、庇も品質管理の行き届いた工場で製造することで、現場作業の省力化と工期の短縮を図っています。
※PC・Pca部材(precast concrete)…外壁・柱・梁など、現場で組立てを行うため、工場で前もって製造するコンクリート製の建築部材
令和2年5月
工事の状況(全景)
鉄筋組立て
型枠組立て
庁舎棟は基礎躯体工事のため、作業用の足場や型枠を支える鋼管が設置され、次々と鉄筋や型枠が組立てられています。
作業は職人が鉄筋を1本1本、結束線(鉄筋用の針金)で結んでつなぎ、その周りにコンクリートを流し込むための型枠を組立てます。型枠はコンクリートの重量で変形しないように鋼管で締め付けてあり、コンクリートが固まったら、型枠を取外して仕上げを行います。
公民館棟は基礎躯体工事が完了し、鉄骨工事へ作業が進みます。
令和2年4月
基礎躯体工事の状況
基礎躯体工事の状況(庁舎棟)
鉄骨を支えるボルト
庁舎棟の基礎躯体工事が始まりました。
基礎躯体は地上の建物を支える部分で、鉄筋を配筋したところにコンクリートを流し込み、固めてつくられます。
作業は、鉄筋の組立て、型枠の組立て、コンクリート流し込みの順に進められます。
令和2年3月
基礎部分の掘削状況
基礎掘削完了(公民館棟)
捨てコン打設後の墨出し
公民館棟の掘削工事が完了し、基礎躯体工事が始まりました。
掘削後は砕石を敷き、捨てコンクリート(捨てコン)と呼ばれるコンクリートを打設しました。
捨てコンは建物の床になるものではなく、建物を建てていく際に必要な目印をつける「墨出し」作業のほか、職人の作業をしやすくするなどの役割があります。
庁舎棟は杭工事が完了し、掘削工事を進めています。
令和2年2月
剪定の状況(イチョウ)
剪定により発生した枝
高所作業車を使用した剪定
新庁舎の景観計画として、敷地内のイチョウ及びサクラなどの並木は建物と調和を図り、保存活用することとしています。
剪定前のイチョウの高さは23mもあり、高所作業車を用いて樹形を整える作業をしています。
なお、1月から始まった杭工事は公民館側が完了し、庁舎側の作業を進めております。
令和2年1月
杭工事の状況
コンクリート杭
セメント液を製造する設備
杭の設置状況
上杭と下杭の連結作業
杭工事が始まりました。
杭工事とは、地中に杭を設置し建物の荷重を地盤が支えることができるようにするものです。
新庁舎を支える杭はコンクリート製で、直径40センチから80センチ、長さ8メートルと13メートルの2種類の杭(上杭・下杭)を使用します。
作業の工程は、初めに杭打機により杭を設置する穴を掘削します。その後、杭を固定するセメント液を穴に注入し、下杭から上杭の順に挿入・連結させて設置します。作業は全部で129箇所で行い、3月頃までに完了する予定です。
令和1年12月
仮囲い 正面ゲート
工事現場(全景)
現場事務所
工事現場の仮囲いの設置が完了しました。
仮囲いは関係者以外の立入りを防ぐほか、工事の騒音低減、粉塵の飛散防止、現場周辺の景観を保つ目的があります。本工事では、錆の心配がなく軽量で耐久性に優れている、プラスチック製の仮囲い(高さ2m)を採用しています。
なお、町民の皆様に工事の進捗状況をご覧頂けるよう、仮囲いに二次元コードを貼り付けました。スマートフォンなどで読み取ると、今見ているこのページにアクセスできます。